ruffle-s’s blog

自殺未遂で脊損となった人間が日記をのんびり書いています。

自己紹介

初めまして。 ラッフルという名前でブログを始めました。

このブログでは脊髄損傷してからの入院、リハビリの生活について書いていきます。 タイトルが日付のものは、入院中に手元に書いていた日記を個人名等を隠して投稿したものです。

職場でのストレスにより通勤中にパニックを起こして飛び降り、L1損傷と右足踵骨骨折、仙髄損傷による膀胱直腸障害を抱えました。 現在(2019/09/19)、歩けるようになるとは言われていますが、実際に何がどこまで回復するかは分かりません。

自身が脊損と知った時、実状を知るために他の脊損の方のブログを見たりしました。 そのため、今後脊損になった方やそのご家族のためになればと思いこのブログを立ち上げました。

また、自殺を考えている人にも見てもらって、自殺失敗するとこんな生活が待っているんだ、と思ってもらえるといいかなと思います。 (決して「確実に自殺しろ」と言っているのではありません。むしろとどまって欲しいのです。)

特別大した内容を書いているわけではありませんが、何かの参考になればと思います。

よろしくお願いします。

11月5日(火)

最後のリハビリは担当2人だった。 

お世話になりましたと挨拶を告げると、最後に握手を交してくださった。 

 

リハビリのスタッフもやはり患者さんの退院は寂しいらしい。 

もちろん喜ばしいことではあるが。 

「本来結ばれて良い縁ではないが、結ばれた以上はしっかり元気になって欲しい。」という言葉が印象的だ。 

 

担当PTさんはかなり誠実にリハビリメニューを組んでくださり、自分が休みの時も漏れなく申し送りをし、順調にリハビリが進むように配慮して下さった。 

気になることを相談するとその場ですぐ確認してくれた。 

動きに関しては担当PTさんのおかげでここまで順調に回復したと言っても過言ではない。 

 

担当OTさんはどんな時でも優しく接してくれ、心の支えになった。 

気分が落ち込んで体調を崩した時も励ましてくれたり、何度も「焦ってあれしよう、これしようと思わなくていい。ゆっくりでいい。」と言ってくださった。 

今では超お気に入りになった東京エンカウントを教えてくれたのも担当OTさんだ。 

辛いことがあっても入院生活を楽しく過ごせたのは担当OTさんのおかげだろう。 

 

人生でこの方々への感謝を忘れないように心に刻みつけておこうと思う。 

11月4日(月)

 昨日、段差を降りる時の足の痛みが靴に中敷を入れることでかなり減ったので、百均で買ってきてくださった。 

これで一通りの日常動作の懸念がクリアとなった。 

後は退院後の筋トレで動きの質を上げていくことが課題となる。 

まだまだ途中の段階なので、気を緩めず頑張っていこうと思う。 

 

いよいよ明日が最後のリハビリとなり、夜は少し落ち着かなかった。 

11月3日(日)

母と妹が来てくれた。 

自分と同じく個室に感動していた(笑)。 

 

部屋で雑談をしながら過ごしたのだが、これも個室ならではの時間だ。 

周りを気にせず、しかもソファに座ってゆっくり家族と話すことは中々病院では出来ないためa。 

 

11月2日(土)

 自分がもともと参加する予定だったが、今回の怪我でキャンセルとなったイベントが今日開催だった。 

 

少しだけ様子を写真で送ってもらい、楽しみを共有させてもらった。 

 

こんなことにならなければ、と後悔の気持ちが渦巻いた。 

気持ちを追い詰めた会社と選択を誤った自分を強く責めた。 

 

音源を送って貰ったり、会えなかった参加者からメッセージを頂いたりして、少し泣きそうだった。 

こんな自分でも気にかけてくれる人が少なからずいる。 

今後の人生ではこれを忘れずに生きていきたい。 

11月1日(金)

個室に移動になった。 

結構広い部屋で、下手なワンルームより快適だ。 

これまでの入院中をずっと集合部屋で過ごしてたので逆にもの寂しく感じる。 

 

ただこれで消灯時間も自由になり、周りを気にせずに過ごせると思うととても気持ちが楽になった。 

自分は割と内向的なので、完全に1人になる時間が欲しいと思ってしまう。 

もう少し早くから個室だったら良かったななんて思った。 

 

今日から湯船に浸かることが出来るようになった。 

怪我後、実に3ヶ月ぶりの湯船だった。 

 

足やおしりは麻痺しているので温度を感じられず、改めて怪我したことを実感してしまった。 

それでも季節的に寒くなってきていたので心身ともに温まって気持ちよかった。