11月5日(火)
最後のリハビリは担当2人だった。
お世話になりましたと挨拶を告げると、最後に握手を交してくださった。
リハビリのスタッフもやはり患者さんの退院は寂しいらしい。
もちろん喜ばしいことではあるが。
「本来結ばれて良い縁ではないが、結ばれた以上はしっかり元気になって欲しい。」という言葉が印象的だ。
担当PTさんはかなり誠実にリハビリメニューを組んでくださり、自分が休みの時も漏れなく申し送りをし、順調にリハビリが進むように配慮して下さった。
気になることを相談するとその場ですぐ確認してくれた。
動きに関しては担当PTさんのおかげでここまで順調に回復したと言っても過言ではない。
担当OTさんはどんな時でも優しく接してくれ、心の支えになった。
気分が落ち込んで体調を崩した時も励ましてくれたり、何度も「焦ってあれしよう、これしようと思わなくていい。ゆっくりでいい。」と言ってくださった。
今では超お気に入りになった東京エンカウントを教えてくれたのも担当OTさんだ。
辛いことがあっても入院生活を楽しく過ごせたのは担当OTさんのおかげだろう。
人生でこの方々への感謝を忘れないように心に刻みつけておこうと思う。