ruffle-s’s blog

自殺未遂で脊損となった人間が日記をのんびり書いています。

7月31日(水)

看護師に髪を洗ってもらった。 わざわざ別棟から洗面台を持ってきて、大掛かりなセッティングをしてくれた。 優しさを感じて堪らなく嬉しかった。

両親と彼女がお見舞いに訪れた。 13時半頃着の飛行機で来たらしい。 飛行機に乗れなかった母も何とか来れたようだ。 心療内科精神安定剤のようなものを処方してもらい、万全の状態で望んだらしいが結局薬は持っているだけで効果をもたらしたらしい。 何ともタフな生き物である。

私の怪我に関しては労災で進めること、リハビリは地元に戻ってして欲しいことを話した。 労災で進めることに関して明日社長と面会し話し合うらしい。

職場でのことは伝えられなかった。 自分の不甲斐なさを見せたくなかったのと、会社の非を伝えると母はそれを片手に会社を責めそうだと感じたからだ。

「あの時相談してくれれば…。逃げていいと言っていたじゃない…。」と涙を浮かべながら母は嘆いた。 後の祭りだと思いつつ、そう言いたくなる親の気持ちというのも理解出来なくはなかった。