ruffle-s’s blog

自殺未遂で脊損となった人間が日記をのんびり書いています。

8月17日(土)

9時からリハビリだったが、トイレに時間がかかってしまい遅れてしまった。 今、トイレにはトータルで小一時間程かかっている。 それを踏まえて行動しなくては…。

今日は看護師が不調そうだった。 落ち着かない感じで、心配だ。

午後はお風呂に入った。 やっぱりすっきりする。 この所便失禁がないから気持ちよく洗える。

戻ってから、広告でよく見る20を作るパズルゲームをずっとやっていた。 同じ病室の人がやっていると聞いたので手を出してみた。 話には聞いていたがこれが案外難しい…。

19時過ぎは彼女が来た。 親御さんのお店を継ぎたい、ついてくるか、という質問をされた。 正直なところ、思い出のない田舎に23の歳で行くのは気乗りしない。 怪我をして職のことは考えられなくなっている。 お互いの好きなことがやれるなら、とは言ってくれているが楽器屋も近くにはないし、もちろんスタジオだってほぼないだろうから、音楽は細々とやるしかなくなる。 職もやりたかったパソコンの仕事というより、事務の仕事を担当することになりそう。 そうなると私は他に何がやりたいのか。 分からなくなる。

週末は街にとも言っているが、田舎で自営業をやっていて、果たして片道1600円で2時間弱かかる土地に遊びに行くだろうかと不安に思う。 最初のうちはお金に余裕はないだろうし、お金に余裕が出始めたころにはもうその土地に根付いて都会に出る頻度は少なくなっているだろう。 つまりもう都会に戻ることは無いつもりでついて行かなくてはならない。

そして同じくらいの年齢の友人が出来るのかも不安だ。 実家も遠いし、友人達にもすぐには会えない。 音楽もほぼ出来なくなることを考えると東京にいるよりも寂しくなるのではという気がする。

あと単純に資金とかはどうするつもりなんだろうと思う。 明確にやりたいこともなく、また飲食の経験や資格もない。 開業資金を回収する見込みがあまり見えてこない。 そこを上手く形にできるように話を持っていくと彼女のためになるかもしれない。

こうして色々考えていると、彼女のやりたい事を応援して着いて行ってあげられない時点で愛せていないのかもと不安になる。 場合によっては別れるという選択肢も考えないといけなくなるのだろう。 自分のため、相手のため。

ともあれ、ひとまずは身体を直そう。